A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。

おそらくドライソケットという抜歯窩への血液供給不足(麻酔薬による血管収縮による影響、骨の硬化性変化)、歯槽骨内に形成された血餅の溶解(排唾、洗口)などが原因の症状と思われます。抜歯後2,3日から生じることが多く、顎骨の深部から側頭部に広がる放散痛として現れ、通常は2週間程度で治まります。確立された予防法はなく、一定の確率で避けられないものです。症状が出現した際は、早めに歯科医院を受診してください。