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Q.右下奥歯の銀歯を被せている歯の歯茎に「おでき」ができてるのですが?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
根っこの埋まっている骨の部分に膿が溜まっている状態です。膿が溜まる原因としては根っこの中の細菌が骨に感染したり、根っこが破折している等が考えられます。そのままにしておくと、骨が溶け、場合によってはアゴの神経まで感染が広がり、抜歯せざる負えなくなったり、重篤な脳障害をもたらしたとの報告もあります。早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
2016.12.05
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Q.根っこ中に最終的な薬を入れた後、歯が痛むことはありますか?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
根っこの中に最終的な薬を入れることを根管充填といいます。根管充填後、充填剤により、根っこの先の組織が刺激を受けることで、痛みが数日間、出現する場合があります。痛みが長い期間持続する場合は、他に原因がある可能性があります。
2016.11.19
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Q.根っこの治療を中断しているところが痛くなったのですが?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
細菌や腐敗産物で汚れた根管(歯の神経が入っていた管)を清掃消毒し、薬で隙間なく封鎖する処置が根管治療です。
この根管治療を途中で止めてしまうと、根管内が再び細菌に感染したり、口腔内の汚れで汚染されてしまいます。そして、そのまま放置しておくと、根の先に出来た病巣(根尖病巣)が大きくなってしまったり、むし歯が根の方向に進行してしまい、本来なら抜かなくてもよい歯を抜くことにもなります。また、根の周囲が膿んで強い痛みが出たり、大きく腫れたりすることもよくあります。しっかりと最後まで治療を受けないとさらに病気を進行させる結果になってしまいます。2016.11.01
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Q.根の治療(根管治療)は何回かかりますか?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
根管治療とは、根の中の汚染を除去し、さらに消毒処置を行い、細菌を極力減らし、新たに細菌 が入り込む通路を封鎖する治療です。
一般的に根管治療は、歯髄を取り除く抜髄治療(神経をとる治療)と再治療・やり直しの治療などの感染根管治療(神経は生きていない歯の治療)の2つに分けられます。抜髄治療は、細菌の数が少ないため、比較的治療回数が少なく済みます。(当院では3回前後)一方で、感染根管治療は、根管内が既に細菌感染していることが多いため、細菌を減らすための消毒処置の回数が多くなります。また、難症例(今まで何度も根管治療を受けたことがある、治療期間が年単位で長期に及んでいる場合等)に関しては、もう少し回数が必要な場合があります。よって、結論から言えば、根管治療の回数は症例により変わってくるということです。2016.10.05
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Q.数か月前に上の奥歯を抜髄したのですが、痛みが続いているのですが?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
診ていないので何とも言えませんが、きちんと根管治療をされた歯であれば歯に亀裂が入っている可能性があります。頑固な知覚過敏歯を抜髄すると、小さな亀裂(マイクロクラック)が認められたというのはよく経験しています。 亀裂歯は、残念ながら予後不良歯であることが多く、治療を継続しても改善しない場合が多いです。その場合、最悪抜歯が必要であることも多いものです。更に神経障害性疼痛や非定型歯痛などの可能性も考えられます。歯科大学病院の歯科麻酔科や口腔顔面痛外来を受診されることをお勧めいたします。
2016.09.02