A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。

根管治療とは、根の中の汚染を除去し、さらに消毒処置を行い、細菌を極力減らし、新たに細菌 が入り込む通路を封鎖する治療です。
一般的に根管治療は、歯髄を取り除く抜髄治療(神経をとる治療)と再治療・やり直しの治療などの感染根管治療(神経は生きていない歯の治療)の2つに分けられます。抜髄治療は、細菌の数が少ないため、比較的治療回数が少なく済みます。(当院では3回前後)一方で、感染根管治療は、根管内が既に細菌感染していることが多いため、細菌を減らすための消毒処置の回数が多くなります。また、難症例(今まで何度も根管治療を受けたことがある、治療期間が年単位で長期に及んでいる場合等)に関しては、もう少し回数が必要な場合があります。よって、結論から言えば、根管治療の回数は症例により変わってくるということです。