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Q.口を大きく開けると痛みがあるのですが?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
「口が大きくあけられない」「口を動かすと痛みがある」「顎に違和感がある」などの症状がある場合、顎関節症の可能性があります。
顎関節症は、顎の関節や筋肉、靭帯などの障害によって起こりますが、このような「顎の関節の病気」も歯科で治療します。生活習慣や癖、精神的な問題で起こることもあります。まずはきちんと原因を見つけることが大切です。2016.07.30
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Q.虫歯は歯磨きで防げますか?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
かなり防ぐことは可能です。歯と歯の根元をきちんと磨けば、虫歯や歯周病をかなり抑えることができます。
それと習慣づけてほしいのは、歯間ブラシなどを使ったブラッシングです。歯と歯の間、歯と歯茎の間からばい菌を取り除くことができればいいわけです。しかし、ばい菌が固まって歯石になってしまうと、歯磨きだけで取り除くことはできません。歯科医院で歯科衛生士に取ってもらってください。歯科でのメンテナンスも大切ですが、基本は、毎日の歯磨きです。2016.07.29
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Q.上あごの奥の方に骨のように盛り上がったものが出来ていています。これは放置して良いものでしょうか?
A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。
診察してみないとわかりませんが、おそらく口蓋隆起(こうがいりゅうき)、外骨症であると思われます。外骨症とは、非腫瘍性の骨増殖をさし、周辺性に局所における骨質の異常増殖により、外側に発育する骨隆起で、下顎隆起、口蓋隆起、多発性外骨症が含まれます。
病因については明らかではありませんが、炎症性刺激や歯を介して顎骨への咀嚼応力などの咬合機能により、また、遺伝的、環境的要因が関与しているといわれています。男性よりも女性に多く見られ、年齢的には、幼少期に認められることはほとんど無く、加齢とともに出現し、隆起が著明になってくるのは40歳以降といわれています。
外骨症は、その存在自体が問題になることは少ないですが、大きさ、形状によって義歯作製の装着の際に障害になったり、口腔清掃が困難で炎症をひきおこしたり、また被覆粘膜が薄いので、硬い食物の接触刺激で痛みや潰瘍を認めることも少なくありません。
障害がある場合には、骨隆除去手術が行われます。局所麻酔でも可能な手術です。もちろん放置しても構いません。ご心配なら、一度口腔外科を受診されると良いでしょう。2016.07.28