A.北九州市八幡西区の亀山歯科クリニックの亀山秀一郎です。

差し歯の周りの歯茎が黒くなる原因の多くは、土台や被せ物に使われている金属です。この金属の合金(何種類かの金属が混ざった)に含まれる銀が、差し歯の周りの歯茎の色を黒くしています。常に歯茎は濡れていますので、その部分に金属が常時接触していると、金属イオンが歯茎の方へ溶け出してきます。これが歯茎を黒くしてしまいます。対処法として、ファイバーで土台を作り、かぶせ物にオールセラミックを用いるなど、金属を使用しない治療を行うことになります。また、一度黒くなった歯茎を歯科用レーザーを用いて除去するのも良いでしょう。